01視力/スポーツビジョン
スポーツに必要な「視る」能力日常生活では脳に入る情報の8割を視覚が占めていると言われていますが、スポーツでは9割を占めます。
一般的な視力検査で行っている静止視力以外にも実は多くの視る能力があります。
アローズラボの測定では、素早く動くものを見極める動体視力をはじめ、眼球運動・周辺視・瞬間視・眼と手の協応動作の測定を行います。
何事も課題を解決するには、まず現状を正確に把握することが大切です。
アローズラボのフィジカル検診なら、詳細な検査でデータをとり、より競技特性に踏み込んだ能力の分析ができます。
各競技体力をアローズスポーツ科学センターのデータベースと照合し、競技力の偏差値を算出。
チームメンバー個々の「体力」「カラダの状態」を見える化し目標に向けて何が必要なのかを具体的にご提案いたします。
基礎体力を数値として見える化する、
5大基礎体力を測るフィジカルテストです。
競技力の向上において重要である5つの基礎体力を測定します。
スポーツを行う上で重要な基礎体力を見える化することで、
競技力向上のためのエビデンスに基づいたアドバイスを提供します。
スポーツに必要な「視る」能力日常生活では脳に入る情報の8割を視覚が占めていると言われていますが、スポーツでは9割を占めます。
一般的な視力検査で行っている静止視力以外にも実は多くの視る能力があります。
アローズラボの測定では、素早く動くものを見極める動体視力をはじめ、眼球運動・周辺視・瞬間視・眼と手の協応動作の測定を行います。
パフォーマンスの要である筋力を
部位ごとに細かく解析肩関節や膝関節、足関節などの全身の筋力・パワーを測定できます。競技パフォーマンスを高める基準になるのはもちろん、怪我の治療やリハビリテーションなどのメディカル的な側面にも効果的です。例えば、膝関節の測定結果から、肉離れのリスクを算出し、復帰までのより万全な段階を示すことができます。
持久力を高めるために酸素摂取量を
見える化身体を長時間動かし続ける能力を全身持久力といいます。持久系パフォーマンスは、全身持久力の指標となる最大酸素摂取量と、身体に乳酸が蓄積され始め、疲れやすくなる速度を表す換気性作業閾値から決定します。スポーツドックではこれらを見える化し、全身持久力を高めるためのトレーニングを提案します。フルマラソンの予測タイムも算出可能です。
ダッシュを繰り返す競技に必要な
瞬発力を評価サッカーやバスケットボールなどではダッシュを繰り返す能力が求められます。
特に球技スポーツのトップアスリートは、この能力が優れています。ダッシュの最高速度とスピードの維持率を測定することで、瞬発力のスコアを算出すると同時に、スコアを高めるための課題やトレーニングの方法も分かります。
より高く、遠くに跳ぶ力を様々な
ジャンプ測定で分析跳躍力はバレーボールのブロックやバスケットボールのシュートなど、スポーツのさまざまな場面で求められる能力です。
スポーツドックでは、垂直跳びや連続ジャンプ、スクワットジャンプなどの跳躍測定を行い、脚にどの程度バネがあるか、脚のパワーがどれくらいうまく発揮できているかを評価し、見えてきた課題からトレーニング方法を提案します。
スポーツビジョンは、スポーツにおける状況判断に必要な「視る」能力です。
野球のように、ボールを視てバットで的確に打ち返す時には動体視力が使われます。またサッカーやラグビーのように、周囲の状況を把握する時には周辺視を利用しています。
このように競技によって必要となる視る能力は異なります。表のように、私たちの研究で競技別にスポーツビジョン能力の重要性を数値で示すことが可能になりました。
パワーは筋力と速度の積で表されるもので、大きな力を素早く発揮する能力です。パワーはパフォーマンスと密接な関係があるため、力と速度の両方が高いことは、パフォーマンスを高めるために重要です。
私たちの研究においても、下肢パワーとスプリント最高速度、立ち幅跳びの距離との間に強い関係があり、下肢パワーが高いほどダッシュのスピードが速く、ジャンプも遠くに跳べることが示されました。
持久力は長時間身体を動かし続ける能力で、体内で利用できる酸素の最大量を表す最大酸素摂取量が代表的な指標です。ヒトは酸素を利用して動くためのエネルギーを作っています。
つまり、体内でより酸素を利用できるほど、多くのエネルギーを作れるため、長時間運動を続けることができます。
私たちの研究でも、最大酸素摂取量と持久走パフォーマンスには関係があることがわかっています。
瞬発力は、素早いダッシュを繰り返す能力であり、サッカーやバスケットボール、ラグビーなどの競技において特に重要な能力です。
私たちの研究から、ダッシュを繰り返す能力を評価することが可能になり、最高速度が優れているのか、速度を維持する能力が優れているのかについてもわかるようになりました。測定結果からポジションやプレースタイルのアドバイスも可能です。
跳躍力は、高く遠くに跳ぶ能力であると同時に、走パフォーマンスとも密接な関わりがあります。私たちの研究で、立ち幅跳びが遠くに跳べるほど、全力疾走中の最高速度が速いことがわかりました。
これは、跳躍で使われる筋肉や腱といった組織や力発揮の特徴が走ることと類似しているためであると考えられます。そのため、様々な跳躍測定の結果から、走パフォーマンスを高める上で課題となる能力を把握することができます。
スポーツには様々な競技がありますが、競技によって重要となる基礎体力は異なります。
例えば、試合の中で絶えず状況が変化する球技スポーツでは
認知判断の能力やダッシュを繰り返す能力が必要になります。
また、陸上短距離のように速く走ることが求められる競技では、筋力だけでなく、
跳躍力が関係することなどもわかっています。
さらに、一人ひとりで課題となっている体力は異なるため、競技で必要な体力を幅広く測定することで、
競技力を向上させるための方法を探ることができます。
→横にスワイプしてご覧下さい。
スポーツ科学研究所データ | 視力 | 筋力 | 持久力 | 瞬発力 | 跳躍力 |
---|---|---|---|---|---|
野球 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
サッカー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ラグビー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
バスケットボール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
テニス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バレーボール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
卓球 | 〇 | 〇 | |||
短距離走/跳躍種目 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
長距離走 | 〇 | ||||
競泳 | 〇 | 〇 | |||
ボート | 〇 | 〇 | 〇 | ||
ウエイトリフティング | 〇 | 〇 | |||
フェンシング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
柔道 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
剣道 | 〇 | 〇 | 〇 |
アローズスポーツ科学センターデータ
研究者と現場の知見が融合したアローズラボのフィジカル検診で
アスリート・クライアントの基礎体力をデータとして蓄積・管理することができ、
さらにエビデンスに基づいた指導が可能になります。
スポーツ科学の第一人者
福永 哲夫
アローズ スポーツ科学センター センター長/
NPO法人スポーツ科学トレーナー学院 学院長/
東京大学名誉教授/早稲田大学名誉教授/
鹿屋体育大学前学長・名誉教授/
日本スポーツパフォーマンス学会会長/
日本ゴルフ学会会長/日本体力医学会名誉会員/
アロース゛スホ゜ーツ 科学 センター 顧問医師
坂田 悟
新都市病院 院長 整形外科医 ・ 医学博士 /
日本スホ゜ーツ協会公認 スホ゜ーツト゛クター
アローズ スポーツ科学センター 代表
山下 典秀
株式会社スポーツ科学 代表取締役/
NPO法人スポーツ科学トレーナー学院 理事長/
公益財団法人日本オリンピック委員会 強化医・科学スタッフ/
スポーツ科学インフルエンサー